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日本HP
ブレードワークステーション新モデルを発表し,
ITインフラの一層のデータセンター集約を提案

(2012/8/31)

●価格(税込)
HP ProLiant WS460c Generation 8 51万2,400円
HP バーチャルコネクト Flex-10/10D 103万9,500円
●問い合わせ先
日本ヒューレット・パッカード(株)
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL 03-6416-6660
http://www.hp.com/jp/

 

日本ヒューレット・パッカード(株)(略称:日本HP)は,8月31日,最新のインテル® Xeon® プロセッサー E5-2600製品ファミリーを搭載したブレード型ワークステーションの新モデル「HP ProLiant WS460c Generation 8」(以下,WS460c Gen8)を発表し,テクノロジー・ITインフラ・サービスを融合することで管理工数削減/時間短縮,ダウンタイム削減を実現するHP ProLiant ラインアップを拡充する。あわせて,HP BladeSystem用ネットワーク仮想化モジュールの新製品「HP バーチャルコネクト Flex-10/10D」を発表する。これら新製品により,サーバー,ストレージに加えてワークステーションのデータセンター集約化を実現し,ITインフラ全体の一層の効率的な運用と可用性の向上を提案する。

今回発表する「WS460c Gen8」は,ワークステーションのデータセンターへの集約を実現するブレード型ワークステーションの新モデルで,最新のインテル Xeon プロセッサー E5-2600製品ファミリーを搭載し,大幅なパフォーマンス向上を図った。
動作速度1600MHzのメモリを最大で512GB搭載できるなど,従来のモデルと比較して約2.7倍の大容量メモリを実装可能にするとともに,NVIDIA Quadro 500M/1000M/3000Mを搭載したWS460c Gen8専用のメザニン型グラフィックスカードを搭載可能。これにより,金融業のディーリングなどのマルチモニター業務に加え,製造業の設計・解析業務などの3Dグラフィック性能ニーズに対して,ワークステーションのデータセンター集約化を可能にするとともに,ディザスタリカバリ対策やBCP(事業継続計画)対応へのニーズにも応える。

さらに, “自働サーバー”「HP ProLiant Gen8」のコアテクノロジーである管理システム最新版「HP iLO マネジメントエンジン」を標準搭載し,前世代モデルから運用・管理機能も強化した。これにより,導入・監視・運用・保守までライフサイクル全般でワークステーション運用の“自働化”を実現する。

あわせて発表するネットワーク仮想化モジュール新製品「HP バーチャルコネクト Flex-10/10D」は,1つの10Gbポートを4つに分割する仮想化技術や帯域設定,ID仮想化などの機能を備え,仮想化に最適なネットワークインフラを提供する。今回,ネットワーク帯域幅を25%向上したほか,外部ポート数を10ポート(1/10Gb SFP+),クロスコネクトを4ポート(10Gb)に拡張した。また,将来のFirmwareアップデートにより,FCoE/DCB(Data Center Bridging)環境への対応が可能。

●「WS460c Gen8」の特徴

HPブレードワークステーションは,金融ディーリングなどのマルチモニター業務を始め,2D/3Dグラフィックスをフル活用するCAD業務などに最適化されたブレード型のワークステーション。今回の新モデル「WS460c Gen8」では,最新のインテル Xeon プロセッサー E5-2600製品ファミリーを搭載するとともに,メモリ容量を最大512GB,メモリ動作速度を1600MHzに拡張し,パフォーマンスを大幅に向上している。
また,グラフィックスカードは,NVIDIA Quadro 500M/1000M/3000Mメザニンカードをサポートしており,「HP Remote Graphicsソフトウェア」(RGS)を活用することで,高度なグラフィック性能が求められるワークステーション環境においても,データセンター集約化を実現する。
さらに,HP ProLiant Gen8シリーズで提供されている管理システム「HP iLO マネジメントエンジン」を搭載し,システム導入時間を大幅短縮する「HP Intelligent Provisioning」,OSに依存しないエージェントレスの監視機能,OS動作に依存しない自動ダイアグ/ログ記録機能「HP Active Health System」などの新たな運用・管理機能を標準で提供する。

●「HP バーチャルコネクト Flex-10/10D」の特徴

「HP バーチャルコネクト Flex-10/10D」は,HP BladeSystem用の最新インターコネクトモジュール。サーバーブレード上の10Gbポートを最大4つのネットワークポートにハードウェアレベルで分割できるFlex-10テクノロジーに対応し,各ポートの帯域設定(100Mbpsから10Gbpsまで)機能,ID仮想化(MAC/WWN/)機能,一度だけの物理配線でLAN/SANへの結線を指定・変更できるワイヤーワンスなどの機能を備える。これらのテクノロジーにより,サーバー仮想化に代表される複雑なネットワーク構成に柔軟に対応可能なネットワークの仮想化機能を提供する。
今回の新製品では,外部ポート(1/10Gb SFP+)数を従来の8ポートから10ポートへ,クロスコネクト(10Gb)数を従来の2ポートから4ポートへ拡張し,物理ポート数の大幅な拡張を実現している。これにより,600Gbのフルデュプレックス帯域幅を提供し,従来製品との比較でネットワーク帯域幅を25%向上した。さらに,将来のFirmwareアップデートにより,FCoE/DCB(Data Center Bridging)環境にも対応する。

■新製品に関する製品情報は以下のURLを参照
http://www.hp.com/jp/proliant_20120831