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核医学(PET, SPECT)  核医学(PET, SPECT)

フィリップス
最先端のTime-of-Flightテクノロジー
「Astonish TF」搭載の新型PET/CT装置
「TruFlight Select PET/CT」発売
〜コストパフォーマンスに優れたPET/CT装置で,
高画質,低被ばく,高速撮影を実現〜

(2012/6/25)

●希望販売価格
10億円〜(税込,仕様により異なる)
●本件に関する問い合わせ
(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン
広報部 代表
TEL 03-3740-4561
http://www.healthcare.philips.com/jp/
●製品に関する問い合わせ
(株)日立メディコ 核医学製品営業部
TEL 03-3526-8340
http://www.hitachi-medical.co.jp/

「TruFlight Select PET/CT」 190cmのスキャン長,被検者にやさしいオープンガントリー
「TruFlight Select PET/CT」
190cmのスキャン長,
被検者にやさしいオープンガントリー

  (株)フィリップス エレクトロニクス ジャパンは,6月25日より,海外フィリップスが独自に開発したプレミアムTime-of-Flight(以下ToF)テクノロジー「Astonish TF(アストニッシュ・ティーエフ)」を搭載した新型PET/CT装置「TruFlight Select PET/CT(トゥルーフライト・セレクト・ペットシーティー)」の販売を,(株)日立メディコを通じて開始することを発表した。

  「TruFlight Select PET/CT」は,フィリップスのPET/CT装置「GEMINI」シリーズの4機種目となる最新機種で,最大の特長は,コストパフォーマンスに優れより幅広い顧客をターゲットとしていながら,フィリップスの最新ハイエンドPET/CT,PET/MR装置に搭載されている画期的な最先端ToFテクノロジー「Astonish TF」を搭載し,高画質と低被ばく,高速撮影を実現していることである。

  フィリップスは,2006年に世界初のToFテクノロジーを搭載したPET/CT装置を発表して以降,現在までに全世界で累計300台以上のToF搭載型PET/CT装置を出荷し国内外で高い評価を得るなど,常にToFテクノロジーの進化をリードしてきた。現在,日本国内でも400台を超えるPET,PET/CT装置が稼働しているが,より低被ばく,低ノイズ/高画質で,スループットの高いシステムへの要求が高まっていた。このようなニーズを受け,フィリップスのToFテクノロジーは,既存のToFテクノロジーの中で最速の495psの時間分解能を有する「Astonish TF」へと進化を遂げた。

  (株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン 代表取締役社長 ダニー・リスバーグ氏は,次のように述べている。「今回の『TruFlight Select PET/CT』への『Astonish TF』テクノロジー搭載により,ToFテクノロジーのパイオニアであるフィリップスは,自社が提供するすべてのPET/CT,PET/MR装置にToFを搭載することになります。『TruFlight Select PET/CT』は経済性にも優れますので,より幅広いお客様に高画質の画像と低被ばくの検査を提供することが可能となります」。

●「TruFlight Select PET/CT」の主な特長

高画質

  • 「Astonish TF」テクノロジーにより,従来のNon-ToF画像に比べ,最大30%のコントラスト分解能が向上。呼吸同期を組み合わせた4D-ToFでは,最大50%のコントラスト分解能の向上を実現。
  • LYSOクリスタル検出器を用いたToFテクノロジーでは,495ピコ秒の時間分解能を有し,高いS/N(シグナル/ノイズ)比を実現。

低被ばく

  • 「Astonish TF」テクノロジーにより,Non-ToF装置に比べ最大5倍の感度を有するため,放射性同位元素の投与量低減に寄与。

高スループット

  • 「Astonish TF」テクノロジーにより,従来装置と比較して約半分の時間で検査が可能。
  • QC(クオリティ・コントロール)ワークフロー,システム起動/シャットダウン,位置合わせQCなどの業務の効率化。
  • 組み合わせて使用される解析ワークステーション「EBW NM」,サーバー型解析ワークステーション「IntelliSpace Portal」では,PET装置,CT装置,SPECT装置などの画像を同一プラットフォーム上で処理でき,操作性が向上。