人工心臓弁ならびに血行動態モニタリング技術の世界的リーダーであるエドワーズライフサイエンス社の日本法人,エドワーズライフサイエンス(株)は,本年度のエドワーズライフサイエンス基金による助成事業の募集を5月31日(木)より開始する。
同基金は,主に,エドワーズが使命として,革新的な治療手段の提供に取り組み続けている,循環器疾患の予防・治療・研究・教育分野と,同社従業員が社会貢献の一環として参加できる地域活動の二つの分野に対して助成金の交付を行っている。2004年に米国でドナー・アドバイス・ファンドとして誕生し,2010年からは,米国以外の団体への助成を開始した。
日本の団体へも積極的に支援を行っており,昨年度は,特定非営利活動法人ピープルズ・ホープ・ジャパン(タイの小児心臓疾患治療支援)と認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・東京(知的発達障がい者向けプログラム)への助成を行った。
エドワーズライフサイエンス(株)代表取締役社長,ケイミン・ワング氏は以下のように述べている。
「2004年に当基金が発足して以来,世界中の循環器疾患に苦しむ人々のために活動する団体や,地域社会の改善を目指す団体に対し,私たちは多くの支援を行ってきました。日本を拠点とするこのような目的を持った団体の活動に,当基金が一層お役に立てることを願っています。」
●募集要項
■2012年度募集期間:
2012年5月31日(木)〜6月29日(金)当日消印有効
注)助成団体の発表は2012年秋。したがって2013年実施の活動への助成になる。
■助成の対象となる事業内容:
・戦略助成 - 循環器疾患の予防および治療に対する認識を広めたり,十分な治療の機会がない循環器疾患患者の支援および医療アクセスを強化する事業を支援する。また,循環器疾患の治療における専門知識やイノベーションの向上を目的とした研究および教育を支援する事業,または信頼できるパートナーシップを構築し,更なる相乗効果をもたらす事業がこのカテゴリーに入る。
・コミュニティ助成 - 従業員がボランティア活動等を通して地域社会に貢献・参加する機会を提供する事業を支援する。
■対象団体:
同基金の主旨に沿った事業・活動を行っている特定非営利活動法人,財団法人,社団法人,社会福祉法人等が対象となる。
■詳細:http://www.edwards.com/jp/edwardsfund |