(株)シーエスアイ(以下 CSI),日本事務器(株)(以下 NJC)は,CSIの電子カルテシステム「MI・RA・Is(ミライズ)シリーズ」のスマートデバイス対応システムを共同開発し,4月2日より販売を開始する。
近年,タブレット端末をはじめとしたスマートデバイスがコンシューマー市場において急速に浸透し,その利便性から様々な活用が期待されている。特に医療現場においては,医療従事者がPC等の情報端末から離れる場面が多く,診療情報が必要な時に得られない状況にあり,患者のそばで使える情報端末へのニーズが高まっている。
こうした背景から,CSIとNJCは,進化する電子カルテシステムとして高いシェアを誇る「MI・RA・Isシリーズ」のスマートデバイス対応システムを共同開発し,診療情報の参照,診療記録や検査結果,画像などをスマートデバイスにより「必要な時に,必要な場所で」確認できるサービスを提供する。
●主な特長
- スマートデバイスで患者の診療情報の閲覧が可能
- 閲覧だけでなく,診療データやバイタルなどを,スマートデバイスから入力も可能
- スマートデバイスは携帯性に優れ,駆動時間が長いため,回診時に持ち運ぶ書類量を軽減,回診業務を効率化
- 診療の経過や検査結果などを,画像やグラフ等を用いてわかりやすく説明でき,インフォームド・コンセントの促進,患者へのサービス向上に寄与
- 販売価格は20万円/(医療機関)からで,低コストでの導入が可能
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