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エドワーズライフサイエンス
僧帽弁のためにデザインされた最新の牛心のう膜生体弁
「マグナマイトラルEASE TFX」の日本における
薬事承認を取得

(2012/3/1)

●問い合わせ先
エドワーズライフサイエンス(株)
広報室
TEL 03-6894-0640
http://www.edwards.com/jp/

マグナマイトラルEASE TFX

  エドワーズライフサイエンス(株)は2月28日,僧帽弁のためにデザインされた,最新の牛心のう膜生体弁,「カーペンターエドワーズ牛心のう膜生体弁マグナマイトラルEASE TFX」(以下マグナマイトラルEASE TFX)の,日本における薬事承認を取得した。

  マグナマイトラルEASE TFXは,人間の僧帽弁(マイトラルバルブ)が持つ本来の形に,よりフィットするようデザインされた僧帽弁専用の人工生体弁。また,僧帽弁用の牛心のう膜生体弁としては,世界に先駆けて23mmという小さいサイズでの承認も取得した。

  生体弁は心臓弁膜症の治療に使用されるもので,高齢化や動脈硬化などに由来して,心臓の血流を正常に保つ機能が衰えた心臓弁の代わりに,手術により心臓の中に留置される。

  4月1日より,全国の医療機関にむけて販売開始を予定している(23mmのみ7月頃発売予定)。

●「カーペンターエドワーズ牛心のう膜生体弁マグナマイトラルEASE TFX」の特徴

【僧帽弁の立体的な形状にフィットするデザイン】
マグナマイトラルEASE TFXは,僧帽弁輪によりフィットするように,僧帽弁の本来の形である立体的かつ非対称的な形状にデザインされている。また,従来製品よりも圧倒的に高さを抑えたロープロファイル設計のために,医師にとっては取り扱い性が向上し,更なる安全性が期待される。

【25年以上の長期遠隔成績を継承する牛心のう膜弁】
生体弁は,主にブタの大動脈弁または牛心のう膜のいずれかを加工して製造されるが,現在,世界で使用される生体弁は,製品の安定性や耐久面での比較から,牛心のう膜製へと集約されつつある。マグナマイトラルEASE TFXは,従来のエドワーズ生体弁と同様に牛心のう膜を採用しており,25年以上におよぶ長期遠隔成績を継承する生体弁である。

  また,生体弁は常に石灰化による劣化という課題に直面しているが,マグナマイトラルEASE TFXは,エドワーズが独自に開発した石灰化を抑制する新技術ThermaFix(TFX)を施している。これにより,生体弁の劣化を抑制させ,さらなる耐久性の向上が期待されている。