富士通は,糖尿病患者の生活習慣の改善から治療の支援まで幅広くサポートする「からだライフ 糖尿病サポート」に無料サービス(「無料サポートコース」)を追加し,1月26日より提供開始する。
「からだライフ 糖尿病サポート」では,昨年より,富士通製携帯電話と血糖測定器を連携させ自動で血糖値を記録し,データ管理などを行う,クラウドサービスを有料で提供してきた。今回,対応機種を大幅に拡大し,各種携帯電話やスマートフォンで,患者がWebアプリケーションを活用して「食事」「運動」「血糖値」などを管理し,糖尿病の療養に欠かせない食事節制や運動の習慣化を支援する機能を無料で利用できるクラウドサービスを提供する。
2011年6月より提供している「からだライフ 糖尿病サポート」は,糖尿病患者の血糖値管理から,食事や運動など生活の記録を携帯電話で一括して管理できるため,患者は記録したデータをグラフ化し,印刷して確認するなど,日々の振り返りを容易に行うことができる。また,本サービスではクラウド上でデータ管理を行うため,患者自身がデータをパソコンで確認することや,家族とメールで共有することが可能。さらにプリンターを持っていない患者は,希望すれば,記録データを印刷して自宅に届けるなど,幅広いニーズに対応している。
●新サービスの特長
1. 生活記録を習慣づけることで,生活習慣の見直しを支援
- 本サービスでは,日々の「食事の量」,「運動」,「血糖値測定回数」の行動目標を設定し,記録を続けることを3週間で1サイクルとして取り組む。
- 毎週届く「応援メール」で行動目標に対しての達成度もひと目で確認できるため,振り返りも容易に行える。
- 有料コースへ変更しても,記録したデータの引き継ぎが自動で行える。
2. 選べる3つのコース
まずは試してみたいという方から,手間をかけず管理したい方,さらにパソコンやプリンターを持っておらず記録データの印刷を希望する方まで,ニーズにあわせて3つのコースから選択し,利用できる。 |