認定NPO法人乳房健康研究会は，「ピンクリボンでつなぐ絆」プロジェクト の一環として，宮城県南三陸町の平成24年度乳がん検診について受診者負担分を1人に付き1,000円助成することを決定した。なお，通常南三陸町での乳がん検診受診料は3,500円
11月26日（土）南三陸ホテル観洋にて開催した，「ピンクリボンでつなぐ絆プロジェクト in 南三陸 〜南三陸の女性のみなさん!! 乳がん検診を受けましょう〜」にて福田護氏（当会副理事長）が発表した。
南三陸町 保健福祉課 上席技術主幹兼健康増進係長（保健師）工藤初恵氏は，次のように呼び掛けた。
「本年の東日本大震災によって既に検診の予約されていた方々たちのデータもすべて流されてしまいました。そのためみなさんに3月に行う検診のお知らせを再度お送りいたします。早期発見が大事です。必ず受診してください。平成23年度は被災された方の検診は無料ですが，平成24年度は今まで通りとなります。そんな中，乳房健康研究会さんが平成24年度の乳がん検診受診料について，受診者負担分のうち1,000円を助成してくださることになりました。本当にありがとうございます。こんなときだからこそみなさん，乳がん検診を受けてください。そして命を大切にしましょう。」
「ピンクリボンでつなぐ絆プロジェクト」は乳がんの早期発見による死亡率低下を目指す団体として，東日本大震災で被災された女性たちがさらに乳がんで悲しまないために立ち上げたプロジェクト。このプロジェクトを通して，自分の身体を大事にする大切さを改めて感じてもらい，乳がん検診を受診してほしいと願っている。今回は当会副理事長 福田護氏によるランチ付き乳がんセミナー，ゲストの小西博之氏によるスペシャル講演，企業・ピンクリボン団体による健康・美容に関するセミナーやブースを開催。その他ドクターによる健康相談も行った。なお，本企画は花王グループがピンクリボンキャンペーンの一環として行ったクリック募金による寄付金があてられた。 |
