ケアストリームヘルス(株)は,現行機種を更に進化させた動物病院向けのデジタルX線画像診断システム「ケアストリーム Vita(ヴィータ) CR V システム」を 9月29日より販売開始する。
約半数の世帯がペットを飼育するまでになった近年のペットブームを受け,平成20年度の犬・猫の合計は2700万頭と報告されている。この様な状況の下,飼い主のペットへの健康意識の高まり,ペットの高齢化,高度医療提供の要望などにより,動物診療施設は増加傾向にある。それに伴い,ケアストリームヘルスでは動物病院の画像診断デジタル化を強力にサポートすべく「カンタン,コンパクト,スピーディー」をコンセプトとしたCRを開発した。
同社は2006年にクリニック向けCR「Point of Care 140 CR」を発売し,コンパクトな卓上型CRとして多くの動物病院へ導入しているが,現在でも手間や管理に多くの時間を要するアナログフィルムでの撮影運用が多くの施設で利用されている。新製品「ケアストリーム Vita CR V システム」は施設でのデジタル化促進のため,更に機能を進化させ画質の向上を実現した。
●主な特長
- コンパクトな卓上サイズCRで,限られたスペースでも柔軟なレイアウトが可能
- 撮影部位を選択してスキャンするだけのシンプル操作
- コダック画像処理アルゴリズムを搭載し,最適な画像を提供
- 水,現像液,廃液処理が必要のないキレイなシステム
- 動物をイメージしたカバーデザイン
- インターネット回線を利用したリモートサービスに対応(オプション)
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