ケアストリームヘルス(株)は,世界に先駆けて開発したワイヤレス型フラットパネル(フラットパネル:平面検出器)「ケアストリーム DRX-1システム」の世界総販売台数2,500台を達成した。
「ケアストリームDRX-1システム」は,カセッテサイズでワイヤレス型のフラットパネルという新しいコンセプトで開発され,多くの顧客から好評を得ている製品。カセッテサイズなので既存の撮影台にそのまま装填しての使用できることはもちろん,取り外してカセッテ撮影のように使用できる柔軟性の高い運用を実現する。現在使用中のX線発生装置はそのまま使用できるので,従来と比べ撮影室のDR化がしやすい提案が可能となる。
また,撮影した画像はディテクターからコンソールまで無線で転送されるので,ポジショニング時に煩わしいケーブルは一切ない。ディテクター本体には着脱式のバッテリーが内蔵されており,充電されたバッテリーに交換することにより次の撮影がすぐに開始できる。撮影後,約5秒でポジショニング確認画像を表示し,その約10秒後には次の撮影が可能となるので,さらなる効率的撮影フローのニーズに対応する。
現在,国内ではGOSタイプの「DRX-1G」とCsIタイプの「DRX-1C」の2種類を製品ラインナップに取り揃え,撮影室における一般撮影はもちろんのこと,健診車への搭載や訪問診療への対応など様々な運用を提案し,使用されている。 |