オリンパスメディカルシステムズ(株)は,消化器内視鏡用の洗浄消毒履歴システム「Storia(ストーリア)」を2011年1月17日から日本で発売する。
本製品は,内視鏡に取り付けたタグを同社製の内視鏡用洗浄消毒装置(OER-3/OER-2)にかざすだけで,洗浄消毒履歴の詳細情報をパソコンに取り込み,記録・管理・活用ができるシステム。 学会等で強く奨励されるようになってきた内視鏡の洗浄消毒履歴をより手軽に実現する。
●主な特長
専用タグを内視鏡用洗浄消毒装置にかざすだけで洗浄消毒履歴を取得
「いつ,誰が,どの装置を使用し,どのような洗浄消毒を行ったか」といった内視鏡の洗浄消毒情報を簡単かつ確実に記録管理できる。RFID(電波方式認識)に対応した同社製の内視鏡洗浄消毒装置「OER-3」「OER-2」との連携では,装置読み取り部に内視鏡(外付けのRFIDタグを付帯)と洗浄者が付帯するRFIDタグをかざすだけで洗浄消毒履歴が記録できる。
取得した履歴情報をパソコンで記録・管理・活用
同社製の内視鏡洗浄消毒装置「OER-3」「OER-2」から取得した情報をパソコンに保存し,内視鏡の使用履歴,洗浄消毒装置の使用履歴,消毒液などの消耗品の使用状況,修理の記録等を一元管理することができる。また,これらのデータを利用して,業務改善などにも活用することができる。
洗浄消毒履歴システム「Storia」
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