新製品・企業情報

 
マンモグラフィ出力関連  マンモグラフィ,出力関連(モニタ)

ナナオ
新パネル搭載で長寿命化を実現した
デジタルマンモグラフィ表示モニター
「RadiForce GX530」新発売

(2010/11/18)

●問い合わせ先
(株)ナナオ 営業1部 メディカル課
TEL 03-5715-2014(代) FAX 03-3458-7001
http://radiforce.com/jp/

RadiForce GX530

  (株)ナナオは,デジタルマンモグラフィ表示モニター「EIZO RadiForce GX530」(21.3型モノクロ液晶モニター)を2011年4月4日より発売する。

  病院内の完全フィルムレス化が進むにつれ,医師や技師がモニターを使用する時間は年々増加している。これに伴い,長期にわたり安心して使用できるモニターが求められており,この傾向はマンモグラフィの現場においても同様である。そこで同社は,輝度を現行の5メガピクセルモノクロ液晶モニターの700cd/m2から1,200cd/m2に高めた新IPSパネルをRadiForce GX530に採用。パネルおよびバックライトの保証期間を現行の製品使用30,000時間以内から40,000時間以内に延長し,長寿命化を実現した。また,コントラスト比も現行モデルの800:1から1200:1に向上し,デジタルマンモグラフィ画像をより忠実に再現する。さらに,作業中でも簡単に輝度や階調調整を行うIntegrated Front Sensorや,自動で節電を実現する人感センサーを内蔵するなど,長期にわたって安定した使用を支援するため,利便性を格段に向上させている。

●主な特長

高輝度1,200cd/m2で長寿命化を実現
高輝度1,200cd/m2の新IPSパネルを採用。推奨輝度500cd/m2で使用した場合のパネルおよびバックライトの保証期間を現行の5年間かつ製品使用時間30,000時間以内から40,000時間以内へと延長する,長寿命化を実現する。

高コントラスト比1200:1で高画質を実現
新IPSパネル採用により高コントラスト比1200:1を実現。引き締まったリアルな「黒」を再現するパネルは,モノクロ画像であるデジタルマンモグラフィの低階調域を細部まで忠実に表示する。

Integrated Front SensorでDICOM Part 14準拠のキャリブレーションを簡単に実現
モニターに内蔵されたIntegrated Front Sensorにより,取り付け取り外しの時間と手間をかけず,DICOM Part14準拠のキャリブレーションを簡単に実現。さらに付属のモニター品質管理ソフトウェア簡易版RadiCS LEのRadiCS SelfQC機能で,接続ワークステーションの電源オフ時でも実行可能。

内蔵の人感センサーで省エネを実現
モニター内蔵の人感センサーがユーザの離着席を検知し,自動的にモニターのパワーセーブと復帰を実行。面倒な設定や操作を行うことなく,自動で節電が行える。

SPD機能で15メガサブピクセルの超高解像度表示が可能
サブピクセルを独立して制御するSub-Pixel Drive (SPD)機能により超高解像度2048×7680ドットの表示が可能。15メガサブピクセル(MsP),1,500万画素の表示によって,元画像をよりきめ細かく再現し,石灰化などの病変を鮮明に抽出する。

使用環境に合わせて選べるモデルバリエーション
読影室や手術室など使用する環境に合わせて選べるよう,アンチグレアパネル仕様(GX530)とAR(Anti-Reflective)コーティング仕様(GX530-AR)の2モデルを用意。