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※2010年9月27日米国発リリース翻訳
ジョンソン・エンド・ジョンソンは，出血性脳卒中と虚血性脳卒中の治療に用いる低侵襲治療機器の開発と製造を行う世界的企業であるマイクラス エンドバスキュラー社の買収を完了した。ジョンソン・エンド・ジョンソンは2010年7月12日にマイクラス社の買収合意を発表していた。
マイクラス エンドバスキュラー社は今後，ジョンソン・エンド・ジョンソンのデピューグループ内で，脳神経外科手術器具の世界的企業として知られるコッドマン・シャートレフ社（Codman & Shurtleff）の事業部門であるコッドマン・ニューロバスキュラーの傘下で活動する。コッドマン・ニューロバスキュラーとマイクラスは，脳卒中の原因となる脳動脈瘤の治療に用いる革新的で補完的な製品・技術を提供する。脳卒中は米国では心疾患と癌に次ぐ死因第3位の疾患。
コッドマン・ニューロバスキュラーの製品群は，ベアプラチナコイル，血管再建機器（VRD），アクセスデバイスなどとなっており，マイクラスの製品群はバイオアクティブコイル，バルーンカテーテル，頭蓋内狭窄症治療用のデリバリーシステムやステントなどとなっている。
コッドマン・シャートレフ社のワールドワイド・プレジデントであるP.ラキシミン・ラキシミナレイン（P. Laxmin Laxminarain）は「コッドマンとマイクラスはともに，脳血管内治療の分野において最も幅広く，最も充実したポートフォリオを構成していきます。脳血管障害の治療では未だ満たされない大きなニーズがあり，2社の協力体制により患者さんのケア，治療成績や治療へのアクセスをさらに改善するための意義ある革新を加速していきます」と述べている。 |
