(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン(以下フィリップス)は,防災の日を前にフィリップス品川本社にて,従業員を対象にAED(自動体外式除細動器)の救命救急講習会を実施し,受講者326名全員が東京消防庁発行の「救命技能認定証(自動対外式除細動器業務従事者)」を取得したことを発表した。
本講習会は,医療機器を扱う企業であるフィリップスが,地域や社会に貢献したいという思いから,CSR活動の一環として2007年から実施しているもので,今年で4年目を迎えた。
高輪消防署ならびに東京救急協会の協力のもと実施された4年目の今回は,第1回目を5月(計4日間,午前・午後)に実施,第2回目を7月(4日間,午前・午後)に実施し,合計8日間(計15回)のセッションで,総計326名の従業員が受講した。1回のセッションは約4時間の講習で,救命救急・応急手当の基礎知識,CPR(心肺蘇生)・AEDの使用法などの実践的トレーニングを学習し,最後にテストを受けて「救命技能認定証」を受領するという内容で実施した。
昨年,本講習を受講し,「救命技能認定証」を取得している(株)フィリップスエレクトロニクスジャパン代表取締役社長ダニー・リスバーグ氏は,「フィリップスは,人々が安心して暮らせる安全な社会の実現にむけ,従業員の救命救急講習受講に力を入れていくとともに,今後も積極的にAED普及に努めて参ります」と述べている。 |