ザイオソフト(株)は2010年9月より,3D医用画像処理ワークステーションziostationシリーズの新製品「ziostation2」を販売開始する。
ziostation2は新たにMR心臓解析用のソフトウェアオプションをフルラインナップし,CTだけでなく,MRIでの解析検査まで幅広く強力にサポートする。CT大腸解析も大幅に機能を強化。基本機能や自動抽出機能を改良し,さらに使いやすくなった。
●主な特長
◆心臓解析アプリケーションがフルラインアップ
MR心機能解析,MR遅延造影解析,MR心筋パフュージョン解析ソフトを新たにラインナップし,MR冠動脈解析と併せてMRIの心臓検査が可能になった。従来より定評のあるCT心臓解析と合わせて心臓検査を強力にサポートする。
◆オートセグメンテーションとエクステンダーの精度が大幅に向上
自動骨除去や臓器抽出の精度が大幅に向上。従来難しかった全頭の上矢洞静脈もきれいに抽出できるようになった。管状構造物を抽出するエクステンダーも改良され,細かい血管をさらに正確に抽出できるようになった。
◆初心者にもわかりやすいクリニカルガイド機能とシンプルで使いやすい操作画面
ziostation2のユーザインターフェースは必要なツールがすぐに選べるシンプルで使いやすい操作画面になった。従来の操作画面にもワンタッチで切り替えが可能。既存ユーザの皆様には使い慣れたタイプを選択できる。
目的や検査にあった操作をステップごとにガイド表示するクリニカルガイド機能を搭載。初心者や画像処理解析の経験が浅い方にも使いやすくなっている。
◆ワークフローに合わせて使いやすくカスタマイズ可能
よく使うツールや機能を任意の位置に配置できる「カスタマイズパレット」や決まった手順を登録して自動化できる「マクロ機能」で操作性が格段にアップする。
◆CT大腸解析が機能アップ
腹部CTデータから大腸のみを抽出する精度が大幅に向上。仰臥位・伏臥位の2体位同時レイアウトや2体位リンク機能の新機能を搭載。定評ある仮想展開像(VGP像)とVE+MPR像でスクリーニングにも最適。 |