(株)ケンコー フジモトメディカルイメージング部は,省スペースであらゆる撮影ニーズに対応でき,素早く撮影条件をセットできるX線一般撮影システム「Agilita-125(アジリタ125)」を発売した。
●主な特長
(1) 狭い撮影室であらゆる撮影が可能
本体の設置占有面積はわずか約1畳。3畳分(2.7×1.8m)のスペースで,立位を含む様々な撮影に対応できるレントゲン室になる。撮影テーブル,X線管スタンド,X線管,発生器,制御器がすべて一体で設置できるオールインワンシステム。
(2) 分かりやすい撮影条件設定
撮影方式,撮影部位,体厚,撮影方向の選択はコンソール上のアイコンボタンで設定。撮影条件がすばやく直観的にセットでき,確実なX線撮影が行える。さらに,コンソールはX線室外の壁に掛けることができ,狭い場所スペースを取らない。
(3) フレキシブルなポジショニングに対応
X線管が左右,上下に加えて前後にもスライドできるため,整形外科分野での手,肘関節,足,膝関節などの撮影の際にも,撮影部位にX線管を合わせることが容易になり,患者さんにストレスのない姿勢で撮影ができる。さらに,X線管と撮影テーブル下のカセッテトレイを連動させることが可能。また連動を解除して斜入撮影に対応することもできる。
(4) インバータ方式,余裕の出力で高品位な画像
低線量で高品位な画像が得られる大出力インバータ方式を採用,さらに回転陽極方式大容量X線管装置を搭載。被験者や撮影部位にかかわらず,いつも理想的な画像が得られる。 |