コニカミノルタホールディングス(株)(以下,コニカミノルタ)は,スイスに拠点を置く,世界の代表的なSRI(社会的責任投資)分野の調査・格付会社,SAM(Sustainable Asset Management)社によるCSR格付において,「シルバークラス」に選定された。表彰式は9日,グランドハイアット東京(東京都港区)にて開催された。
SAM社は毎年,世界の時価総額上位2,500社を対象に,経済・環境・社会の3つの側面から企業の持続可能性についての評価を行い,特に優秀な企業を「ゴールドクラス」「シルバークラス」「ブロンズクラス」の3クラスに分類している。2010年は97社(うち日本企業は4社)がゴールドクラス,84社(うち日本企業はコニカミノルタを含む12社)がシルバークラス,65社(うち日本企業は4社)がブロンズクラスに選定された。
コニカミノルタは今回選定されたSAM社の「シルバークラス」以外でも,現在,英国のFTSEグル―プによる「FTSE4Good Global Index」,米国のダウジョーンズ社とスイスのSAM社による「DJSI」(Dow Jones Sustainability Index)のアジア・パシフィック部門,日本のモーニングスター社による「モーニングスター社会的責任投資株価指数」(MS−SRI),それぞれの構成銘柄に選定されている。また,ベルギーに拠点を置く社会的責任投資の推進団体フォーラム・エティベルの「Ethibel Pioneer」および「Ethibel Excellence」の投資ユニバースにも選定されている。 |