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オリンパス
膵胆管などの内視鏡治療用
ディスポーザブルガイドワイヤG「VisiGlide」発売

(2010/4/1)

●価格
24,150円(税込)
●問い合わせ先
オリンパスメディカルシステムズ(株)
販売本部 CIセンター
TEL 0120-41-7149 
FAX 03-3375-7596
http://www.olympus.co.jp/

ディスポーザブルガイドワイヤG「VisiGlide (TM)」

 オリンパスメディカルシステムズ(株)は,膵胆管などの内視鏡治療に使用するディスポーザブルガイドワイヤG「VisiGlide」をテルモ(株)と共同開発し,オリンパスが2010年4月1日から国内で発売する。

 内視鏡用のガイドワイヤは,膵胆管治療の場合,口から十二指腸まで挿入した十二指腸内視鏡を通じて,十二指腸乳頭部から胆管や膵管に挿入される。そして,膵胆管用処置具などをガイドワイヤに沿わせて目的部位まで導くために使用される。

 「VisiGlide」は,芯金の超弾性合金に薄いフッ素コーティングを施す新しい加工法により,0.025インチ(0.63mm)の細さでも0.035インチ(0.89mm)と同等の剛性(同社製品比較)や回転性能を確保することで,狭窄部位の通過や膵胆管用処置具などの交換が簡便となり,医師や医療スタッフの負担軽減と手術時間の短縮化に貢献する。

●主な特長

1. 0.025インチ(0.63mm)の細さで0.035インチ(0.89mm)と同等の剛性を実現
芯金の超弾性合金に薄いフッ素コーティングを施す新しい加工法により,0.025インチ(0.63mm)の細さで0.035インチ(0.89mm)と同等の剛性(同社製品比較)と回転性能を確保。これにより,狭窄部位の通過や膵管・胆管への選択的挿入が簡便となり,手技の効率化に貢献。

2. 特殊コーティングの採用により,滑り性を向上
ガイドワイヤ先端から70mmまでの表面に親水潤滑コーティングを採用し,狭窄部位の通過性能を向上。また,親水潤滑コーティング以外のシャフト全体にフッ素コーティングを施し,ガイドワイヤと膵胆管処置具の摩擦力量を低減することにより,スムーズな処置具の挿入や交換を実現。
※ 親水潤滑コーティング:生理食塩水に浸すことにより,潤滑性が増すコーティング。

3. 内視鏡およびX線画像下での視認性を向上
内視鏡画像下でガイドワイヤの動きの確認を容易にするために,ガイドワイヤ先端からの距離に応じて視認マーカー(グリーン,スパイラル,クロスマーキング)を採用。これにより,膵胆管処置具の交換時や,内視鏡治療中にガイドワイヤの位置確認が容易となり,X線の照射時間の短縮化をサポート。さらに,2つのX線不透過チップの採用により,X線透視下でのガイドワイヤの視認性が向上。