グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンは,滋賀医科大学医学部附属病院看護部との共同で,看護必要度データとDPCデータを用いて,看護の質に関するベンチマーク分析を行う。
本研究では,クリティカルパスやチーム医療体制,経営の質,看護の質などについて,看護を数値化することで客観的に評価することを目的としている。さらに,これらの分析結果を基に,診療報酬体系における看護の評価について問題提起を行っていきたいと考えている。
これまで看護を数値化することは難しいといわれていたが,看護必要度という全国共通のものさしができたことで,DPCデータなどの他データとの紐付けを行い,患者の状態を加味したリハビリテーションの必要性や看護師配置の妥当性,入院イベントによる看護必要度の違いなど,さまざまなことを可視化することが可能になった。
なお,同社では本研究の趣旨に賛同する病院の参加を広く募集している。これまでの活動の経緯と概要,参加申し込みに関しては,下記URLより資料をダウンロードできる。
http://www.ghc-j.com/pdf/topics/kango.pdf |