ケアストリームヘルス(株)は,病院層を対象としたDR製品のラインアップとして,カセッテと同サイズのワイヤレスFPD(フラットパネルディテクター)「ケアストリームDRX-1システム」を3月19日より発売した。
「ケアストリームDRX-1システム」は,カセッテサイズでワイヤレスという,まったく新しいコンセプトで開発された画期的な新製品。カセッテサイズなので既存の撮影台にそのまま装填して使うことができ,また取り外してカセッテ撮影のように使うこともできる,柔軟性の高い運用が可能である。現在使用中のX線発生装置はそのまま使用できるため,従来と比べて撮影室のDR化がしやすい提案が可能となる。
また,撮影した画像はディテクターからコンソールまで無線で転送されるので,ポジショニング時に煩わしいケーブルは一切ない。ディテクター本体には着脱式のバッテリーが内蔵されており,充電されたバッテリーに交換することにより次の撮影がすぐに開始できる。撮影後,約5秒でポジショニング確認画像を表示し,その約10秒後には次の撮影が可能になるので,さらなる効率的な撮影フローのニーズに対応する。
DRX-1はすでにアメリカ,ヨーロッパなど日本以外の国々で約300台の導入実績がある。
●主な特長
・世界で初めてのカセッテサイズでワイヤレスのフラットパネルディテクター。
・カセッテをDRX-1に交換するだけでDR化が実現でき,現在の撮影室を有効に活用可能。
・ワイヤレスなのでポジショニングが楽にでき,検査効率も向上する。
・バッテリーは本体に内蔵されており,1枚で約90画像の撮影が可能。バッテリーの交換は簡単にできる。
・最新の画像処理技術を搭載されており,施設に最適な画像を提供する。
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