シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス(株)は,3月19日に電子カルテ接続ソフトウェアを標準装備した初めての尿自動分析装置「クリニテック ステータス プラス」を発売する。
「クリニテック ステータス プラス」は,現在発売中の「クリニテック ステータス」に,電子カルテとの接続ソフトウェアや,バーコード管理(オプショナル)などの機能を追加し,開業医,病院検査室,病棟・外来でのPOC(ポイント・オブ・ケア)などの,幅広いユーザーが,より正確かつ簡便に検査を実施することができる新製品である。
●主な特長
・電子カルテ接続ソフトウェアを標準装備
尿自動分析装置としては,初めて電子カルテ接続ソフトウェアを標準装備。検査項目が多く,煩雑な電子カルテへの記録業務を簡略化できる。
(*接続対応電子カルテについては同社まで問い合わせ)
・将来のPOCコーディネータの導入にも対応できる機能追加
欧米で広く導入されているPOCT(ポイント・オブ・ケア・テスティング)全般の管理・運営をおこなうPOCコーディネータが将来日本で導入された場合に対応できるよう,操作者を限定できる「操作者IDロックアウト機能」が追加された。
また,正確な検査データの収集をサポートする「検査試薬のロット,使用期限の管理機能」を追加した。
・バーコードの読み取り機能のオプショナル追加で利便性を向上
オプショナルで,クリニテックステータスコネクタ,バーコードスキャナを追加することで,病院検査では必須であるバーコード対応が可能となった。 |