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日本事務器(NJC)とNDソフトウェア,ヘルスケア分野のシステム事業拡大で協業
(2010/2/12)

●問い合わせ先
日本事務器(株)事業推進本部
医療・公共ソリューション事業推進部
TEL 050-3000-1508
iryo@njc.co.jp
http://www.njc.co.jp/

エヌ・デーソフトウェア(株) 販売推進室
TEL 0238-47-6700
nds@ndsoft.co.jp
http://www.ndsoft.jp/

 

 日本事務器(株)(NJC)とエヌ・デーソフトウェア(株)(NDソフトウェア)は平成22年2月12日開催の各々の取締役会において,保健・医療・介護といったヘルスケア分野におけるシステム事業拡大を図るため,新介護システムの開発を軸に協業することを決議した。なお,本協業に関する基本合意書の締結は,平成22年2月13日を予定している。

1. 業務提携の理由
NJCは,「保健・医療・福祉」3つの分野の情報を共有化し,地域医療の未来を視野に入れたトータルヘルスケアソリューションを提供してきた。医療法人グループにおけるトータルな情報システムの構築をご支援し,医療分野では約2,000(平成21年9月末NJC調べ)ユーザー(団体・施設他)に,電子カルテシステムを中心に個々のシステム(電子カルテ・医療事務・看護支援)をはじめ,その他部門システムや地域医療連携ネットワークサービス,さらに関連の介護施設様・健診機関様向けシステムの提供を行っている。
一方,NDソフトウェアは,介護・福祉・医療のトータルヘルスケアソリューションを提供し,全国11,600を超える(平成21年9月末NDソフトウェア調べ)ユーザー(団体・施設他)が利用しており,老人福祉(保健)施設及び障がい者施設や社会福祉協議会などさまざまな介護・福祉の現場で使用する,業務支援ソフトウェア「ほのぼの」シリーズを16年間,開発・販売してきた。
昨今,ヘルスケア分野では,高齢者人口の急速な増加に伴い,急性期医療だけではなく,慢性期医療・介護をトータルにサポートする医療法人が増加しており,医療・介護の垣根を越えたケアミックス型システムの充実が必要となってきた。
さらに高齢者を地域で支える地域包括ケアの充実や,平成24年には診療報酬改定と介護保険制度の大幅な見直しが同時に実施される見込みであることから,従前にもまして,医療・介護の連携が重要視されてくるものと思われる。
今回のNJCとNDソフトウェアの協業は,こうした市場動向に対応し,互いの得意分野のリソースを活かすことで,顧客ニーズに対応した利便性の高い次世代商品を開発し,市場へ提供することを目的としている。

2. 業務提携の内容
介護・福祉分野では,実績のあるNDソフトウェアの介護関連システムを核に,両社統一コンセプトに沿って,機能融合・拡大を図り,顧客に望まれる新介護システムを開発していく。(リリース目標:平成23年3月)
また,SaaSやICTを活用し,顧客の運用を支援するネットワーク型サービスの提供を予定している。
医療分野では,実績のあるNJCの医療関連システムを基に,両社の医療分野のソリューションを相互に提供し,医療法人様への慢性期ケアミックス型システムの充実を図る。
更に保健・医療・介護分野の情報を一元管理できるツールを開発・提供することで,地域医療EHR(電子健康記録)の基盤となる情報システムの構築を目指す。