(株)ナナオは,医用画像表示モニター「EIZO RadiForce RX220」(21.3 型カラー液晶モニター)を2009年12月10日より発売する。
●追加した主な機能とその特長
カラー画像とモノクロ画像の混在環境での適正な表示を実現
カラー表示対応でかつ,モノクロモニターと同等の高輝度900cd/m2と高コントラスト1000:1 を兼ね備えているため,3DやFusion,内視鏡,超音波などのカラー画像と共に,CRやDR など高輝度,高濃度を必要とするモノクロ画像も,同一モニター上で適正に表示可能。
Image Rotation Plus 機能
同梱のソフトウェアScreenManager Pro for Medical をインストールし設定すると,Image Rotation Plus 機能とモニターに搭載した重力センサーの連動により,パネル部の縦横方向に合わせて画面表示が自動で切り替わる。
・Image Rotation Plus に対応したグラフィックスボードが必要。
新世代DisplayPort で10bit カラー表示
新世代の映像入力端子DisplayPort を装備。大容量データを高速転送できるため,RGB各色10bit 入力に対応可能となり,最大約10 億色の表示が可能。3DやFusion 画像などにおけるカラーグラデーションの再現性が向上。
・10bit 表示には10bit カラーに対応したグラフィックスボードとアプリケーションが必要。
・DisplayPort ケーブルはオプション。
OSD カラーボタンガイド機能
On Screen Display(OSD)のフロントボタン操作時,画面上のボタンガイドがカラー表示されるため,暗い室内で作業する場合も操作ボタンを認識しやすくなった。
独自の環境基準EIZO Eco Products 2009に適合
より環境負荷の少ない製品開発を目指し制定した自社環境基準EIZO Eco Products 2009(EEP 2009)に適合。2006年度版のEEPや第三者機関の各種環境基準を満たすことはもちろん,主な要件である主電源オフ時の消費電力0Wや省電力モード時の低消費電力化も達成。また,製品の環境属性を記載した「エコプロファイル(環境関連情報)」をサイト上に公開する。 |