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アロカ（株）は，次世代コンパクトカラー超音波診断装置の新製品，プロサウンドα６を発表した。プロサウンドα６は，様々な超音波検査シーンにおいて優れた性能を発揮し，なおかつアップグレードが可能で使いやすい汎用超音波診断装置で2009年10月から出荷開始予定。
高性能な上位機種のプロサウンドα１０およびα７の定評あるテクノロジーをベースに開発されたプロサウンドα６は，一台で様々な診断用途に活用できる。数多くの用途別探触子とソフトウェアオプションも同時に発売され，検査室，循環器科，産婦人科，内科などの専門診断分野に対応できる。プロサウンドα６の高性能プロセッサーは，画質やカラードプラの感度に妥協することなく，上位機種で採用されている多彩な画像描出モードを提供する。
プロサウンドα６は，使いやすいデザインも特徴の一つ。大型のタッチパネルはメニューを自由にアレンジでき，頻繁に使用する機能にすばやくアクセスできる。アロカの汎用カラー超音波診断装置の中で最も軽量・コンパクトで移動性が良く，少ない消費電力で環境にも配慮した設計である。
プロサウンドα６は，8月30日から9月3日までオーストラリアのシドニーで開催される，世界超音波医学学術連合大会（WFUMB）で展示される。また8月29日から9月１日までスペインのバルセロナで開かれる欧州心臓学会（ESC），続いて，9月13日から17日のドイツ，ハンブルクでの国際産婦人科超音波学会（ISUOG）でも公開される。
同社社長 吉住 実氏は，「私たちはプロサウンドα６の発売を非常に誇らしく思います。アロカはこれまで臨床現場にたずさわる多くの方々と共に数々の革新的な技術で超音波診断の応用範囲を広げる努力を続けてまいりました。このたびプロサウンドα６という小型でしかも汎用性が高く，コストパフォーマンスにすぐれた超音波診断装置を上市することで，超音波診断の裾野を広げて行きたいと望んでいます。超音波診断を必要とする世界中の多くの人々に恩恵が届くように。私たちは，この小さなプロサウンドα６にそのようなアロカの思いを込めています。」と話している。
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