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エルク
新型全自動散薬分割分包機
『E-FAX』を販売開始

(2009/7/1)

●問い合わせ先
(株)エルクコーポレーション
営業統括本部 開発・マーケティング部 
ヘルスケアグループ 村上,植木
TEL 03-3814-8229 FAX 03-3814-9807
http://www.elkc.co.jp/

 
E-FAX

 (株)エルクコーポレーションは,新型全自動散薬分割分包機『E-FAX』の販売を開始した。

 『E-FAX(イーファス)』は,機能中心の視点ではなく,作業効率重視の視点で開発された新型分包機。既存の分包機には困難であった「高速配分」と「高精度」を両立させ,増加する長期処方の調剤業務の効率化を実現する。

●主な特長

【高速配分&高精度】
分包トータル時間を大幅短縮するため,今まで困難だった「薬剤の配分時間」と「分包時間」の短縮を両立させるという課題をクリア。散薬ホッパーの高速逆回転という新発想で,R円盤との相対速度を上げることで,配分時間を従来の約1/2(同社従来機比)にした。また,「分包精度の向上」と「配分時間の短縮」という相反する要素を克服し,高精度を維持しながら分包トータル時間を飛躍的に向上させた。

【トリプルホッパー】
業界で初めて散薬投入ホッパーを分包機に3個搭載(従来,散薬投入ホッパーは最多で2個が常識)。調剤業務において,2種以下の混合分包の割合は72%(同社調べ),残りの3割弱は1回目の配分が終了した後に再度配分が必要で,トータル配分時間は非常に長くなっていた。E-FASは3個の散薬投入ホッパーを備えているので,3種以下の混合分包が1回で済む。1種から3種混合まで分包の割合は85%の処方箋をカバーしますので,調剤業務効率の向上に大きく寄与する。

【スライディングアクセス】
消耗品の交換,清掃,メンテナンス等で使用するシールユニットは,調剤台の引出寸法とほぼ同寸法の40cm手前に引き出せる仕様。さらに装着面も斜め45度上向きとしているため,分包紙やインクリボンの交換作業・清掃等をラクな姿勢で行える。