ギブン・イメージング(株)は,カプセル内視鏡PillCam® SBが撮像した画像を診断するギブン画像診断システム専用のソフトウエア「RAPID® 5 Access」を,2009年5月11日より販売開始する。
RAPID® 5 Accessは,従来のRAPID® ソフトウエアに下記の新機能を追加し,診断支援機能や作業効率をアップする下記の機能を搭載している。
●新機能
■ 画像調整機能(ブルーモード)
カプセル内視鏡PillCam® SBの撮像画像の輪郭強調や明るさ,色度の調整に加え,赤色の病変を観察しやすくするためのブルーモードを搭載。
■ 粘膜損傷度スコア機能(ルイススコア)
患者さんの小腸粘膜の損傷度合いを点数化し,定量的な評価を支援する機能。
■ 検査データ管理ツール:スタディマネジャー
検査データを外部メディアや指定フォルダへ保存するデータのエクスポート機能,任意設定による検査データのソート機能,オンライン検査データの一覧表示,各検査データの所見やレポートの一覧表示を搭載した管理ツール。
■ RAPID® ワークステーションと内視鏡検査画像管理システムを通じた病院情報システムとの連携
「RAPID® 5 Access」搭載のワークステーション「RAPID® ワークステーション」は,内視鏡検査画像管理システム(ファイリングシステム)と接続し,電子カルテ,医用画像情報システムなどの院内ネットワーク(病院情報システム)との連携が可能となる。
この「RAPID® 5 Access」は,5月21日(木)から23日(土)まで,名古屋国際会議場で開催される「第77回日本消化器内視鏡学会総会(JGES)」に初展示する。 |