（株）フィリップスエレクトロニクスジャパンは，4月1日より可搬型X線フラットパネルディテクタ「Wirelss Portable Detector」の販売を開始した。
同社は，Digital Diagnostの新しいオプションとして，可搬型X線フラットパネルディテクタ「Wirelss Portable Detector(WPD)」をラインアップに加えた。WPDは充電機能を有し，ケーブルレスの状態で持ち歩くことができ，フィルムのカセッテのように撮影部位に対して最適な配置が可能である。撮影が終了すると，WPDからX線画像データがDigital Diagnost本体に無線で高速転送される。Digital Diagnost本体では，立位・臥位システムと同じ解剖学的な構造物のわずかなコントラストの変化も抽出できるマルチ周波数処理UNIQUE（ユニーク）を適用するなど，高画質を追求している。なお，WPDの視野は，四肢から全身の撮影までフレキシブルにカバーする14×17サイズを採用した。 |
