(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(以下NTT-ME)は,SaaS型診療所向け電子カルテサービス「Future Clinic 21 ワープ(フューチャークリニックにじゅういちワープ)」の提供を平成21年4月20日(月)より開始する。
●主な特長
- SaaS型サービスとして提供するため,低コストで導入・運用が可能
- 電子機器の有する情報管理の確実さと紙カルテのような自在な調べやすさが両立
- 患者さんと対面で診察しながらペン入力で迅速な電子カルテ作成が可能
●サービス概要
本サービスは,ペンタブレットを用いたPCで簡単に電子カルテが利用できるサービス。データセンタでは電子カルテのバックアップを保管しているだけでなく,常に最新のアプリケーションを供給する。
<1> 電子カルテアプリケーションの特徴 |
(1) 見やすい診療履歴(タイムライン機能) |
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診療記録を時間軸上に一覧表示することで,患者さんの臨床経過が視覚化され,時間幅を自在に操ることができ,臨床に必要な情報を一目で参照できる。 |
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これにより,臨床経過の全体像の把握や,これまでの診療履歴から詳細な診療記録をスムーズに確認でき,治療方針の確認や今後の治療計画を考える際に役立つ。 |
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(2) 簡単な入力(ペンタッチ入力) |
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画像への書込み等キーボード入力では手間がかかるという課題があったが,本サービスでは,紙カルテに記述するようなペン操作で簡単に記録を行え,入力作業を軽減する。 |
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(3) 便利な連携機能 |
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日医標準レセプトソフト(ORCA)との連携機能を標準搭載し,ORCAを使用している診療所においては,入力した患者基本情報や電子カルテで入力した診療情報を相互に連携することにより,事務処理等の業務が効率的に行える。 |
<2>SaaS化による特徴 |
(1) 低コストで導入が可能 |
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SaaS型サービスとして提供するため,初期導入費用を抑え,手軽に始められる。 |
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(2) 高セキュリティと安心・安全な管理 |
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高セキュリティのデータセンタにおいて,アプリケーションを一元管理することで,制度変更等の外部環境変化に対するタイムリーなアプリケーション対応や,セキュリティ対策の高度化を実現。また,データバックアップ拠点を用意することで,災害時等における危機管理の強化を実現する。 |
●提供概要
(1) 提供開始日 : |
平成21年4月20日(月) |
(2) 提供エリア : |
NTT東日本におけるフレッツ光提供エリア
(NTT西日本については,平成21年6月以降提供予定) |
(3) 提供価格(税込) : |
契約料 1,050円
初期工事費 135,450円〜
月額利用料 78,750円〜
(基本利用料:57,750円、端末利用料:21,000円〜)
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(4) 提供条件 : |
NTT東日本・NTT西日本の提供するフレッツ光契約が必要 |
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