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コニカミノルタエムジーとGE横河メディカルシステムが
日本市場におけるデジタルX線一般撮影装置の
独占販売で合意

(2009/4/15)

●問い合わせ先
コニカミノルヘルスケア(株) 営業本部
TEL 042-589-1439
http://konicaminolta.jp/

GE横河メディカルシステム(株) I&XI営業部
TEL 042-585-9370
http://www.gehealthcare.co.jp

 

 コニカミノルタエムジー(株)(以下 コニカミノルタ)とGEヘルスケアグループの日本法人であるGE横河メディカルシステム(株)(以下 GE横河メディカル)は,GE横河メディカルのデジタルX線一般撮影装置(Digital Radiography,以下 DR)の一部製品をコニカミノルタが日本市場で独占的に販売することで合意した。

 今回の合意に伴い,米GEヘルスケア製のDR「Definium(デフィニアム)6000」については,デジタルX線画像読み取り装置(Computed Radiography,以下 CR)ビジネスで豊富な実績をもつコニカミノルタが,日本国内において独占的に販売していく。なお,日本での製品名は「デジタルラジオグラフィーPLAUDR X60」となる。

 コニカミノルタは,「REGIUS(レジウス)」シリーズのCRの拡販および電子カルテ・情報システムと連携した医療機関のIT化を図るシステムソリューションビジネスの強化などにより,現在ヘルスケア事業の中長期的拡大を図っており,製品ラインアップの拡充を目指していた。一方,GE横河メディカルは,既に「Revolution XQ/i(レボリューション・エックスキュー・アイ)」や,「Definium 8000」などのフラットパネル型デジタルディテクタ(FPD)搭載DRを大学病院や地域の中核病院などに導入しており,さらなる顧客層の拡大ならびに販売網の強化を目指していた。製品群の充実を目指すコニカミノルタと販売ネットワークの強化を目指すGE横河メディカル双方のニーズが合致し,今回の合意に至った。

 これにより,コニカミノルタは,既に展開を開始しているX線装置と一体型でないFPDであるPLAUDR(プラウディア)C30/C50に加え,今回GE横河メディカルのDRをラインアップ化することで,今後拡大が予想されるDR市場へも注力し,既存の顧客に対する提案力とサービスの向上を図っていく。一方,GE横河メディカルは今後,これまでのDR販売の主な対象だった大規模医療機関に加えて,検診センターを始めとする中・小規模病院への製品販売拡大を狙う。

 なお,コニカミノルタが日本市場で独占的に販売するGE横河メディカルのX線一体型DRは,4月17日(金)〜19日(日)にパシフィコ横浜で開催される2009国際医用画像総合展(ITEM 2009)のコニカミノルタブースに出展される。