富士フイルム(株)は,マンモグラフィ検査向けの専用コンソール「MAMMOASCENT AWS-c」を富士フイルムメディカル(株)を通じて,平成21年5月15日より発売する。「MAMMOASCENT AWS-c」は,同社「FCR PROFECT CS」に接続するマンモグラフィ検査専用コンソールで,マンモグラフィ検査効率を向上させる各種機能の搭載により,快適かつ効率的なマンモグラフィ検査環境を提供する。
●主な特長
(1) 左右乳房の撮影画像を同時に確認・調整可能な新デザイン&新機能
・新規縦型モニターの採用で検査目的に合わせた1,2,4画面表示が選択可能になった。マンモグラフィに適した画像確認環境を提供する。
・画像位置あわせ機能により,左右画像を同時に表示しながら自動,手動で位置あわせが可能。モニター上で確認した上で,プリンター,サーバー等への出力が行える。より診断しやすい画像出力が可能となる。
(2) 検査に必要な情報を見やすく表示
撮影直後は撮影実績値(管電圧,管電流等)をモニター下部に視認性良く表示し,画像表示時には撮影画像上に一緒に表示する。各撮影画像ごとの照射情報の確認を容易にする。(※乳房撮影装置との接続が必要)
(3) 画像処理
CRコンソール同様に,富士フイルム独自の画像処理技術を搭載。早期乳がん診断の重要な指標である微小石灰化や腫瘤を,より精細かつ鮮明に描出する。 |