(株)フィリップス エレクトロニクス ジャパン(以下 フィリップス)は,新しい超音波診断装置Compact Xtreme System CX50の発売を開始したことを発表した。CX50は従来のプレミアムクラスと呼ばれる大型システムの技術をコンパクトなポータブルデザインで利用可能とし,ベットサイドや様々な環境においても信頼精度の高い診断と治療方針の決定が可能となる。
●主な特長
・プレミアム・ピュアウエーブ・パフォーマンス
フィリップスのプレミアム超音波診断装置iE33エコーシステムでしか使用できなかった,世界初の単結晶プローブピュアウエーブクリスタルを搭載し,その抜群の音響効果によって,すべての患者さんで卓越したイメージとドップラー感度を提供する事ができる。またこの飛躍的なトランスジューサ技術の進歩で,コンパクト装置においても心内膜や微細な心臓構造物を鮮明に描出する事が可能となり,従来描出困難であった患者さんでも,高い信頼精度を持った臨床診断と治療方針の決定が可能となる。
・エクストリーム・モビリティー
簡単にベットサイドやCCUなどの様々な環境に簡単に持ち運びができ,高性能・高解像度LCDの採用によって,検査環境にとらわれない画像表示を可能にする。またコンパクトエコーで重要となる緊急検査においても,起動時間が早く迅速に検査を開始する事ができる。
・ブレークスルー・ワークフロー・ソリューション
アイスキャン機能は,検査中にワンボタンで素早く画像を最適化し,アクティブ・ネイティブ・データ機能はフリーズした画像や取り込まれた断層像やドップラデータのほとんど全てのパラメータを細かく再調整する事が可能となり,診断能力の向上や再検査を減らすなど,検査時間の短縮を可能にする。また最先端の解析技術によって,多様で特殊な計側やレポート作成に容易に対応することが可能となる。 |