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（株）フィリップス エレクトロニクス ジャパン（以下 フィリップス）は，新しい超音波診断装置のHD15 High Definition Ultrasound Systemsの発売を開始したことを発表した。本製品はHDシリーズの中で最上位機種に位置付され，ハイエンド装置として心臓・血管領域から腹部・表在領域まで網羅された装置である。
●主な特長
・最高級のクリニカルパフォーマンス
フィリップスのプレミアム超音波診断装置iE33/iU22エコーシステムでしか使用できなかった，新しい技術の単結晶プローブピュアウエイブ クリスタルを搭載し，その抜群の音響効果によって，多種多様な患者さんに対して素晴らしい画質を提供する。さらにスペックルを低減させる機能を改良したアドバンスXRES機能も搭載した。これにより心内膜や微細な心臓構造物を鮮明に描出する事が可能となり，従来描出困難であった患者さんでも，高い信頼精度を持った臨床診断と治療方針の決定が可能となる。
・臨床のワークフローを改善
検者が必要とする画質をワンタッチで最適化する機能：iSCAN
過去のイメージと現在のイメージを簡単に同時表示する機能：Live Compare
ボタンひとつで検者が，プリセットされた条件から検査を開始できる機能：TSI
これらの機能は検者にやさしく，検査効率を高め診断能力の向上に寄与する。
・心臓・血管領域のソリューションを提供
心臓・血管領域のQLAB解析ソフトは，循環器に特化した機能を多く持っている。TMQA/SQなどのようにスペックルトラッキングも可能。これらを使用することでより深い診断能力の向上が期待できる。また，詳細に解析された計測結果を簡単にレポート作成することが可能である。
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