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富士フイルム
小腸の観察・処置を容易にした
「ダブルバルーン内視鏡」が
第19回 日経BP技術賞の部門賞を受賞

(2009/4/7)

●問い合わせ先
富士フイルムメディカル(株)
マーケッティング部
TEL 03-6419-8033
http://fujifilm.jp/business/medical/

ダブルバルーン内視鏡

 富士フイルム(株)の小腸の観察・処置を容易にした「ダブルバルーン内視鏡」が日経BP社主催の「第19回 日経BP技術賞」の部門賞(医療・バイオ部門)を受賞し,4月6日(月)に東京・虎ノ門のホテルオークラ東京で表彰式が行われた。

 今年で19回目となる「日経BP技術賞」は,技術や産業の発展に寄与することを目的に,日経BP社が創設したもので,毎年1回,電子,情報通信,機械システム,建設,医療・バイオ,エコロジー等の分野で,産業や社会に大きなインパクトをもたらす優れた技術を表彰する。

 富士フイルムは,2つのバルーンが小腸への挿入性を向上させて小腸の観察・処置を容易にしたダブルバルーン内視鏡を自治医科大学の山本先生と共同開発し,平成15年に発売。現在,世界49か国,1000台以上が導入されている。口からも肛門からも遠く,全長6〜7mもある小腸は,これまで低侵襲な検査や処置が困難であったが,ダブルバルーン内視鏡の登場により,これが可能になった。今回,ダブルバルーン内視鏡を支える独創的な技術が高く評価され,受賞にいたった。