東芝メディカルシステムズは,本年5月に,本社機能を那須本社に統合し,グローバル本社機能の強化を図る。
同社は,2003年10月に,(株)東芝から,社内カンパニーの医用システム社が分社し,国内の販売・サービスを担当する東芝メディカル(株)との統合により,東芝メディカルシステムズ(株)として発足し,栃木県大田原市に本社を置いたが,一部の本社機能は東京都文京区本郷に東京本社として分置していた。
このたび,東京本社に所在する事業企画,マーケティングや営業スタッフ/管理/支援部門および,関係会社を那須本社に統合することにより本社機能を強化し,マーケット・インの商品企画・開発の加速,集結による業務プロセス改革加速,経営(意思決定)のスピードアップ・効率化を目指す。
昨年3月に着工し,今月稼動を開始した新サービス棟「カスタマーサポート&トレーニングセンター(CSTC)」および5月に稼動予定の新開発棟は,それぞれグローバルサービス事業ならびにグローバルR&D体制を推進する本社の要となるものである。これに今回の本社機能統合を加え,強固なグローバル本社体制が確立される。 |