セティ(株)はフランスDMS社のX線骨密度測定装置LEXXOSの製造販売承認を取得した。2009年3月1日より販売を開始する。
本装置は,デジタルフラッシュビームというピラミッド型のX線を発生させ,フラットパネルで検出している。検出器にフラットパネルを採用したことにより,撮影時間の短縮と高画質化を同時に実現。腰椎や前腕骨の撮影時間はわずか1.5秒,撮影された画像のピクセル分解能は0.254mmという高精細画像を提供する。 また,高い位置に配置したX線発生器と,検査台の直下に配置した検出器により拡大率を抑えるとともに,検査時の患者さんのアクセスを容易にしている。
LEXXOSは,デジタルフラッシュビームとフラットパネルという最新のX線技術を組み合わせることにより,撮影に時間が掛かり撮影された画像も良くないというDEXA装置に対する認識を覆す。
●主な特長
1) 短い撮影時間
2) 高精細画像
3) 高い測定精度
4) 低い被曝線量
〈フランスDMS社について〉
主に放射線関連機器を扱うフランスの医療機器メーカー。日本での販売はセティ社が初となる。
日本国内では既に超音波骨密度装置UBIS5000を扱っており,LEXXOSはDMS社として2台目の製品となる。
http://www.dms.com/index_va.html |