クックジャパンは,同社のクリティカルケア(救急用医療機器)製品を国内医療機関へ直販で提供するという新しいアプローチにともない,同事業部のマネージャーに楠瀬一麿(くすのせ かずま)氏が就任したと発表した。強いリーダーシップと営業力を持つ楠瀬氏のもとでクリティカル事業部が強化され,より多くの患者および医師の方々に同社の先端医療技術を提供することが可能となる。
楠瀬氏の就任に関して,同社代表取締役社長 グレン・アスラン氏は次のように述べている。
「クリティカルケア製品は生命の危機に瀕している患者の方々を治療するための製品で,最先端の技術が投入されています。ヘルスケア業界で素晴らしい経験と実績を持つ楠瀬氏がマネージャーに就任することによって,このような機器をより多くの医師の方へ提供できるようになり,これまで以上に患者の方々のニーズに応えられるようになるでしょう。」
今回の任命を受け,楠瀬氏は次のように述べている。
「今後の日本市場におけるクリティカルケア事業部の目標は3点あります。短期的には直販体制の充実,中・長期的には製品・サービスについて市場認知度を高め,医療に携わる方々の信頼を獲得すること,そして新製品・サービスの積極的な市場投入です。2008年8月にはクライアントによりよいサービスを提供するため,代理店経由での販売から直販に移行しました。今後は,主要な製品群の市場認知度向上に向け,営業活動を強化していきます。クリティカルケア事業部が扱うすべての製品(Difficult Airway,Percutaneous Tracheostomy,Centesis and Drainage,Lung Isolation,Central Venous Catheters, Enteral Nutrition)は,国内での承認が得られ次第市場に投入します。また,日本の患者の方々にダイレクトに貢献できるような,日本主導での製品開発も視野に入れています。」 |