NECと日本事務器(NJC)は,レセプトオンライン請求時代を見据えて医療情報システム分野で協業を強化し,事業拡大を図る。これに伴い,NECの医療事務システム「MegaOak IBARS U」の中核ソフトウエアモジュールをNJCにライセンス提供する。NJCはこのモジュールを,中規模医療機関向けに実績のある「MAPSシリーズ」に搭載し,従来の機能に加えて新たにケアミックス対応や精神科病院独自の統計処理などを可能にした新製品「MAPSIBARS(マップスアイバース)」を,2月12日から販売開始する。また,オンデマンドVPNによるセキュアなインターネット環境上で,診療報酬改定,医療制度改定,薬剤マスタ変更等の迅速なシステム変更を可能にする「IBARSonlineサポートサービス」を実現。MegaOak IBARS U,MAPSIBARSユーザーに提供し,改定モジュールの迅速なリリースを可能にする。同サービスは2010年3月に提供開始予定。
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