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東芝メディカルシステムズ（株）と富士フイルム（株）は，内視鏡製品の国内販売合弁会社であるフジノン東芝ESシステム（株）(出資構成：富士フイルム60％，東芝メディカル40％，以下FTS)の東芝メディカルシステムズ保有全株式を，2009年3月末に富士フイルムに譲渡することで合意した。
東芝メディカルはこれまで，2002年4月にフジノン（株）と設立したFTSを介し内視鏡製品の販売・サービスを提供してきた。これまで東芝メディカルが販売したFTSブランドおよび東芝ブランドの内視鏡製品のメンテナンスについても，今までどおり保守・サービスを継続していく。
富士フイルムは，2008年10月に，内視鏡事業を子会社のフジノン（株）より移管し，開発・製造・マーケティング機能を強化している。今回さらに，FTSを富士フイルムの完全子会社にすることで，開発・製造から販売・アフターサービスまで含めた一貫体制を構築する。
富士フイルムは完全子会社化にあわせて，4月1日付けでFTSを富士フイルムメディカルに統合し，富士フイルムメディカルのもとでメディカル製品の国内販売の一元化を図る。 |
