(株)アドバンスト・メディアは,内視鏡レポートを音声で作成できる音声入力システム「AmiVoice® Ex Endoscope」(アミボイス イーエックス エンドスコープ)を,2009年1月下旬より,日本消化器内視鏡学会専門医指導施設約1,100箇所を対象に販売開始した。
これは,全国2,700ヶ所以上の医療機関で活用され,「認識率が高い」「使いやすい」「効率的」と好評を得ている医療向け音声入力システム「AmiVoice® Ex」シリーズの機能を応用し,内視鏡レポート作成向けに開発されたパッケージソフト。
財団法人 聖路加国際病院 消化器センターの協力により開発された。同施設では,従来キーボード入力で内視鏡レポートを作成しており,内視鏡検査時間のうち,約半分がレポート作成に費やされていた。当システムの活用で,内視鏡レポート作成を音声で入力することによって,煩わしいキーボード入力の負担と時間を大幅に軽減することができる。また,短時間でのレポート作成が可能になり,より多くの検査件数をこなすことができ,医療現場における事務作業効率化が期待できる。
「AmiVoice® Ex」シリーズは,療法・処置などの所見入力,診断書作成,紹介状の返信作成に利用でき,各現場で多用される処置名・薬品名・病名・症状などの専門用語の辞書を搭載し,高い認識精度を実現している。 従来の市販音声認識ソフトとは異なり,事前の声の登録が一切不要(不特定話者対応)で,アクセントや話すスピードにも柔軟に対応する。また,専用のハンドマイクで簡単に入力・修正ができ,使えば使うほど認識率が高くなる自動学習機能も搭載している。内視鏡システムだけでなく,各種アプリケーションにおいても音声入力が可能。
●製品概要
内視鏡レポート用音声入力システム【AmiVoice® Ex Endoscope(エンドスコープ)】
ライセンス数:1ライセンス(1台のパソコンにインストール可能)
同梱物:インストールCD(1枚)・USBハンドマイク(1個)・マニュアル(1冊)
価格:\525,000(税込)
オンラインサポート保守:\52,500/年(税込)
販売方法:代理店販売
●AmiVoice® Exシリーズの特徴
- 認識率95%以上
- 従来の市販製品と違い,事前の声の登録が一切不要(不特定話者対応)
- 所見入力,診断書,紹介状,指導説明書作成で利用可能
- 各分野医療用語や薬品名,病名,処置名等を標準搭載
- 使うほど賢くなる自動学習機能付き
- アクセントや話すスピードに柔軟に対応
- 専用ハンドマイクで簡単に入力,修正
- 電子カルテや各種アプリケーションに対応
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