オリンパス(株)のベトナム工場が12月に完成し,同月末から稼動する。映像製品と医療製品について,グローバルな需要に機動的に対応できる生産基盤を確立していく。
新工場は,映像事業棟と医療事業棟,共用棟などから成り,映像事業棟ではデジタルカメラのレンズユニットと関連部品,医療事業棟では内視鏡処置具などを生産していく。生産開始時期は,デジタルカメラのレンズユニットが今月末から,内視鏡関連製品は2009年中ごろ,内視鏡処置具は2010年を予定している。なお,新工場は,オリンパスの100%出資子会社である「Olympus Vietnam Co., Ltd.(オリンパスベトナム)」が管理・運営していく。
●ベトナム新工場の概要
社名 |
Olympus Vietnam Co., Ltd.(オリンパスベトナム) |
資本金 |
1,200万USドル |
出資形態 |
オリンパス株式会社100% |
代表取締役社長 |
矢崎昌美 |
所在地 |
ベトナム・ドンナン省ロンタン工業団地内 |
規模 |
土地約12万m2/建物約4万m2 |
投資総額 |
4,300万USドル |
稼動時期 |
2008年12月(医療事業は,2009年中ごろ予定) |
従業員数 |
約500名(2009年3月末予定) |
業務内容 |
デジタルカメラのレンズユニット・部品,及び内視鏡処置具などの組立・製造 |
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