島津製作所の連結子会社である島津エス・ディー(株)は,両面にタッチパネルモニターを設置し1台で2人の再来患者が同時に受付をできる業界初のデュアル・アクセス型の再来受付システム「MERSYS-TWIN(メルシス−ツイン)」を開発し,11月13日より発売する。
新製品の特長は,省スペース,省エネルギー。従来機を2台設置する場合と比較して半分のスペースで設置でき,消費電力も約30%(同社比)カットした。また,空間に応じて自由なレイアウトが可能であり,受付エリアでのスムーズな動線ができると同時に,導入コストも従来機2台と比較して約25%削減が図れる。
受付機は従来機と同様17インチ大型タッチパネルモニターで大きく見やすい文字,丸みを帯びた形状,小物が置けるテーブルなど,患者に優しいデザインを踏襲している。また,診察券と受付表の片手同時受け取り,近づくと自動的に音声ガイダンスが流れアニメーションによる操作説明が始まる人感センサー,診察券・受付評取り忘れ監視機能,用紙切れ監視機能,用紙残量監視機能,自動電源オン/オフ機能など,多彩な機能を有している。
本体及び専用テーブルは,ピンク,ブルー,グリーンの3色のカラーバリエーションを用意しており,受付・待合フロアとのカラーコンビネーションなどから好きな色を選択できる。
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