(株)クライムメディカルシステムズは,超高解像度多階調表示対応マンモグラフィ専用画像診断ワークステーション「〜mammary(マーマリー)〜」を2008年12月より出荷する。
ピンクリボン運動を始め,国内の乳癌検診に対する認知・受診促進活動が進む中,X線による乳房撮影画像(以下,マンモグラフィ)による画像診断の重要性が高まっている。マンモグラフィの診断精度をより高めるべく,前回,解像度を3倍に高め,15MsPixel の表示を可能にした「〜mammary(マーマリー)〜」が,10Bit を越え従来の約5倍の1276階調表示が可能になった。
これは東京特殊電線(株)の多階調化対応された超高解像度21.3型モノクローム液晶ディスプレイ“MS51i2”を採用,対応することにより実現した。
この新製品は,12月5〜6日に名古屋国際会議場で開催される乳癌検診学会総会に出展,機器展示する。
本システムはマンモグラフィ専用に設計・開発され,今回,下記の機能が追加された。
CT,MRI,エコー画像などの他のモダリティ画像を表示することにより,より精度の高い診断を可能にした。また,レポート機能も強化され,検診施設以外にも治療診断での幅広い利用も可能になった。 |