(株)フィリップスエレクトロニクスジャパンは,9月17日, 256スライス マルチスライスCT「Brilliance iCT(ブリリアンス アイ ・シー・ティ)」の国内第1号機が,医療法人社団木下会 千葉西総合病院に納入されることを発表した。同院は,心臓疾患のカテーテル治療件数では日本でトップクラスであり,院長兼心臓センター長の三角和雄氏は,「Best Doctors in Japan」(米国医師格付け機関)にも3年連続で選出されるなど,心臓疾患治療の分野において国内外で高い評価を得ている。Brilliance iCTは, 256スライスの面検出器を搭載。1回転0.27秒の高速回転,高画質,低被ばくを実現しているほか,高出力X線管「iMRC」を搭載した製品である。千葉西総合病院に続き,すでに第2号機の納入先も決定しており,年内で3台以上の納入を予定している。
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