オックスフォード・インストゥルメンツ(株)は,製剤設計者向けの卓上型MRI PharmaSenseの日本での販売を開始した。病院で画像診断装置として普及しているMRIを卓上型に小型化することで,錠剤が溶媒に溶けていく様子を画像で記録し計測することが可能。USP-4 フローセルを組み込み,主に錠剤の溶出制御設計用に特化した製品で,製薬会社の研究所を中心に販売する予定。
■PharmaSense の撮像例
試験用錠剤の水和化
黒い部分は固形部,白い部分は水和によるゲル状部分を示す。
中央左右に黒く見えるのは錠剤のホルダー,下はガラスビーズ。 |