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日本ストライカー
整形外科手術の術前プラン支援ツール
「Advanced CasePlan」を新発売

(2008/8/25

●問い合わせ先
日本ストライカー(株)
TEL 03-6902-5148/03-6902-5208
http://www.stryker.co.jp/

Advanced CasePlan

 人工膝関節・股関節など整形外科領域の世界的リーダーである米国ストライカー社の日本法人,日本ストライカー(株)は,円滑な術前計画を支援する「Advanced CasePlan」の販売を開始した。

 これまで,人工関節置換術や骨折治療などの術前計画立案では,医師が紙に作図したり,X線写真上にインプラントの輪郭を表したテンプレートを当てインプラントの適正サイズや予想設置位置を計測していたが,「Advanced CasePlan」を使用することで,患者のCT画像やX線画像を元に,コンピューター上で二次元または三次元的に手術をシミュレーションし,より正確に,確実に手術を行うことをサポートする。日本ストライカーでは,二次元のプランニングができるソフトウェア“2Dワークステーション用”,および三次元のプランニングが可能となるソフトウェア“2D&3Dワークステーション用”を発売する。

●主な特長

  • 人工関節置換術 2D&3Dデジタルテンプレーティングにより,一般的な人工関節置換術だけでなく,複雑な再建術及び骨切り術の術前計画が正確かつ確実に行える。
  • コンピューター画面上での骨片やインプラントの回転,移動,およびコピーが可能なため,より正確な骨折治療の術前計画を実現する。
  • 簡便なワークフローにより,小児及び変形矯正の術前計画において,接合不良及び変形矯正,臼蓋指数,成長曲線,脊椎変形などの広範囲な解剖学的計測を可能にする。
  • 自動更新テンプレートライブラリーは,自動的にウェブサーバーにアクセスし,主要メーカーの高品質デジタルテンプレートをダウンロードする。
  • 自動補正機能により,補正マーカーを自動的に検出し,その画像の拡大率を正確なテンプレーティングが行えるよう補正する。
  • 人工股関節置換術分析ツールにより,カップ傾斜と大腿骨ステムの前捻・後捻,オフセット及び脚長差データの術前&術後分析が可能になる。
  • 特殊計測機能ツールは脊椎,小児,足部,膝,骨盤など複数箇所の手術プランに使用できる。