ケアストリームヘルス(株)は,省スペースのコンパクトデザインながら,高速スループット,高画質,操作性の向上を図ったCR(コンピューテッド ラジオグラフィー)システムの新製品「コダック ダイレクトビュー CR Eliteシステム」(以下,CR Elite),「コダック ダイレクトビュー CR Classicシステム」(以下,CR Classic)を8月1日(金)から全国の代理店を通して発売する。
「CR Elite」,「CR Classic」は,日本の診療施設における設置環境を念頭に,洗練されたコンパクトなデザインを実現。従来よりもカセッテ装填位置が25cm下がったことで,カセッテの装填/取り出し作業がスムーズに行うことができ,快適な作業環境を実現する。幅48.3センチ,奥行は60.3センチで,設置面積は当社従来機に比べ,約38%小さくなった。
また高速スループットを実現し,「CR Elite」は撮影済みカセッテを1時間当たり102枚(大角サイズ = 35cm×35cm),「CR Classic」は1時間当たり77枚(大角サイズ)処理することができ,使用頻度に応じて,最適な機種が選べる。
「CR Elite」,「CR Classic」は,コンソール上でのさらなる操作性向上のため,画像処理変更前と変更後を比較表示できる機能や,ズーム&パン ナビゲーションなど使いやすく便利な機能を追加した。また独自の画像処理技術をさらに高め,高精度な関心領域認識能,分割撮影に威力を発揮するマルチLUT(Look Up Table),複数周波数帯域に対する独立した階調処理と周波数強調処理,などが可能となったKIP(Kodak Image Processing)を標準搭載することで,より診断価値の高い安定した画像を提供する。またノイズ抑制処理,グリッドラインを抑制するGDS(Grid Detection & Suppression)など多彩なオプション機能も充実。
「CR Elite」,「CR Classic」は,DICOMに準拠し,拡張性に優れているため,PACS(医用画像情報システム)やネットワークプリント,HIS/RISと連携してネットワーク環境への展開にも柔軟に対応できる。 |