(株)ナナオは,同社初となる内視鏡画像表示モニター EIZO FlexScan MH240W とEIZO SCD 19102を2008年8月25日より発売する。
近年,内視鏡の役割は検査・ 診断から,治療・処置へと拡大し,精度の向上が期待されている。それに伴い内視鏡システムに使用されるモニターにも,超小型高性能CCDカメラで撮影し伝送されてくる高精度画像を忠実に再現・観察できる性能や機能が求められている。同社はこうしたニーズに応えるため,このたび同社として初めて医用分野向けに内視鏡画像表示モニターを発売する。
■EIZO FlexScan® MH240W 【61cm(24.1)型カラー液晶モニター】
■EIZO SCD 19102 【48cm(19)型カラー液晶モニター】
●主な特長
ビデオシステムから出力される多彩な映像信号に対応
内視鏡ビデオシステムから出力される映像信号の規格や方式は多岐にわたるため当製品はあらゆるシステムに接続できるよう,ビデオ信号としてはコンポジットやSビデオ,パソコン信号としてはアナログRGB とデジタルDVI,走査方式としてはインターレースとプログレッシブなど,多彩な映像信号に対応している。
I/P 変換機能によりインターレース信号も高品位表示
カメラからビデオシステムに伝達されてくる映像信号がインターレース(飛び越し)走査方式の場合でも対応可能。映像の動きの変化量を検出して最適なI/P変換 (インターレース/プログレッシブ変換)を実施する。
フルハイビジョン対応(MH240W)
フルハイビジョン対応のカメラで撮影する1920×1080 のフルハイビジョン映像を,ワイド大画面1920 ×1200 の解像度により,補間や間引きの無い,ありのままの形,ドット・バイ・ドット表示(等倍表示)可能となり,微細な粘膜構造も忠実に再現する。
その他の特長
・3年間保証
・各種医療規格・安全規格に対応 |