コニカミノルタ画像科学振興財団は,新技術がめまぐるしく開発される画像分野で,「新しい画像技術の探求」を基本テーマに「平成20年度 コニカミノルタ画像科学奨励賞」を広く公募する。
画像科学の領域は,ハードコピーから液晶や有機ELに代表されるソフトコピーへの潮流が形成されつつある。これに用いられる材料・デバイスはナノテク領域へ拡大し,医学分野では,ライフサイエンス領域まで,画像科学が展開されている。今年で第15回を迎える「コニカミノルタ画像科学奨励賞」は,次の3分野に分けて研究テーマを募集する。
1.
画像に関する材料及びデバイスの研究
2.
画像に関するシステム及びソフトウェアの研究
3.
画像に関するその他の先端的な研究
平成20年度 コニカミノルタ画像科学奨励賞応募要領
【基本テーマの趣旨】
近年,可視化された画像が社会環境,生活環境に大きく関わりを持つことが認識され,単に画像工学的見地からだけでなく,社会科学的見地からも総合的に把握する学問であると考えられている。人間の視覚機能と識別評価機能を通じて,芸術,経済,社会などの広い分野を含めた総合的学術活動として国際的に認知され,"Imaging Science" として広く定着するようになった。
【対象】
(1) 対象となる研究分野
画像科学の領域は,ハードコピーから液晶や有機ELに代表されるソフトコピーへの潮流が形成されつつある。これに用いられる材料・デバイスはナノテク領域へ拡大し,医学分野では,ライフサイエンス領域まで,画像科学が展開されている。これらの研究をはじめ,様々な研究分野における画像技術の活用や斬新な発想による画像科学に関わる研究を募集する。 なお,便宜上,以下の3分野に分けてテーマを募集。
1.
画像に関する材料及びデバイスの研究
2.
画像に関するシステム及びソフトウェアの研究
3.
画像に関するその他の先端的な研究
(2) 応募資格
日本の大学,国公立及び民間公益研究機関の画像科学に関する研究者で,個人またはグループを応募資格とする。但し,年令は40才以下(応募締切の9月30日現在,グループは代表者)とする。
【概要】
(1) 奨励賞及び副賞
コニカミノルタ画像科学奨励賞は4件とし,その副賞は1件100万円とする。
(2) 研究報告
奨励賞受賞者は,1年後「研究経過報告書」を提出。
【選考委員会及び選考基準等】
(1) 選考委員会
本多 健一 東京工芸大学名誉学長を委員長とする「奨励賞選考委員会」で厳正に選考する。
(2) 選考基準等
1.
発想の独創性:テーマや内容に独創的な発想があり,研究の発展が見込まれること。
2. 計画の実現性:助成により,計画の所期の目的達成が促進されると認められること。
【応募手続】
(1) 申請書
同財団ホームページ http://konicaminolta.jp/pr/foundation/より申請書のフォーマットをダウンロード。
(2) 応募
平成20年9月30日(必着)までに郵送。
(3) 結果通知
平成20年12月以降
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