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フジノン
FTS電子内視鏡システム
「ジャスティア(Justia)」 新発売

(2008/5/21)

●問い合わせ先
フジノン東芝ESシステム(株)
TEL 03-5842-5472

ジャスティア

 富士フイルムグループのフジノン(株)は,フジノン東芝ESシステム(株)を通して,電子内視鏡システムの新製品「ジャスティア(Justia)」を6月1日より発売する。

 「ジャスティア」は,最新のデジタル技術で高画質を実現し,多彩な機能を搭載しながら,簡単操作,コンパクト設計,求めやすい価格を実現した電子内視鏡システム。スコープ部には,高性能「スーパーCCDハニカム」を搭載した先端径5.9mmのスコープを採用し,経鼻内視鏡検査で詳細な観察を可能にする。今後,診療所やクリニックなどを中心に,経鼻内視鏡検査の次世代スタンダード電子内視鏡システムとして拡販を図る。

 なお,「ジャスティア」は,5月24日〜26日にパシフィコ横浜で開催される「第75回日本消化器内視鏡学会」に出展する。

●主な特長

【プロセッサー】

  • 最新のデジタル技術で高画質を実現。病巣の観察に威力を発揮。
  • 色彩強調機能や電子拡大機能などの多彩な機能を搭載。
  • コンパクト設計で省スペース化に貢献。
  • 高画質,高機能でありながら,お求めやすい価格を実現。

【スコープ】

  • 上位機種に採用している「スーパーCCDハニカム」を搭載し,高画質を実現。

●製品概要

1. システム名 : 電子内視鏡システム「ジャスティア(Justia)」
2. 販売名 : プロセッサー:プロセッサー EPX-3000
        スコープ:電子内視鏡 EG-3000N
3. 発売時期 : 2008年6月1日
4. 発売地域 : 国内
5. 初年度販売見込 : 2,000台

6. 機能と特長

【プロセッサー】

  • 最新のデジタル技術で高画質を実現。
    病巣の観察に威力を発揮。 映像出力のインターフェースとして,DVI(Digital Visual Interface)のデジタル出力を採用。また,最新のデジタル技術を駆使し,モニタ画面上のノイズを減少させるノイズリダクション機能の搭載や,観察画像を見やすくするダイナミックレンジの改善を図っている。さらには画面のコントラスト不足を解消する前面ARコート(反射防止膜)処理を施こすなどのさまざまな改良で,一層の高画質化を実現。病巣の観察に威力を発揮する。
  • 色彩強調機能や電子拡大機能などの多彩な機能を搭載。
    病巣の微妙な発赤や色調の変化を強調する色彩強調機能や,連続変化で最大2倍まで可能な電子拡大機能,さらには,静止画像と動画像を同時に表示できるピクチャーインピクチャー機能や白光りを抑えるための測光機能など,多彩な機能を搭載。また,これら機能は一つのボタンで選択可能なマルチスイッチ機能により簡単操作を実現。
  • コンパクト設計で省スペース化に貢献。
    光源と画像処理を行うプロセッサーを一体化し,さらにスコープを繋ぐコネクター部の改良でコンパクト設計を実現。検査室での省スペース化に貢献。また,すっきりとしたフロントパネルで使いやすさも向上。

【スコープ】

  • 上位機種に採用している「スーパーCCDハニカム」を搭載し,高画質を実現。
    「ジャスティア」対応のスコープとして,上位機種の電子内視鏡システム「サピエンティア」対応のスコープに採用し好評の「スーパーCCDハニカム」を搭載した,高画質タイプの電子内視鏡「EG-3000N」を開発。「サピエンティア」対応のスコープと同様,経鼻挿入に最適な細くてしなやかな挿入部(先端径5.9mm)や,影の出にくい2灯式の照明などを採用し,高い操作性を実現。 なお,今後上部および下部消化管用スコープも順次発売して,ラインアップの充実を図って行く。

●主な仕様

(1)プロセッサー EPX-3000
ビデオシステム : NTSC方式
撮像方式 : 同時方式
光源 : 150W キセノンランプ(非常灯:ハロゲンランプ装備)
電源電圧 : AC100V±10% 50/60Hz
外形寸法 : 375(W)×190(H)×495(D)mm (突起部含む)
質量 : 17Kg

(2)電子内視鏡 EG-3000N
視野角 : 120°
観察範囲 : 3-100mm
先端部外径 : 5.9mm
軟性部外径 : 5.9mm
鉗子口内径 : 2.0mm
全長 : 1400mm