GEヘルスケアグループの日本法人であるGE横河メディカルシステム(株)はこのほど,同社初となる分娩監視装置「コロメトリクス170」を,病院や診療所の産婦人科を主対象に発売する。
分娩監視装置は,周産期の妊婦の腹部に超音波を当て胎児の心拍数を測定することで,胎児の健康状態を把握するほか,分娩を監視し,場合により娩出を決定する装置。「コロメトリクス」シリーズは,38年以上の歴史を持ち,現在米国で約70%のシェアを有する分娩監視装置のスタンダートブランド。国内においては,とりわけハイリスク分娩に優れた性能から,現在大学病院・地域基幹病院や周産期母子医療センターの陣痛・分娩室や病棟などにおいてトップシェアを獲得している。
昨年3月までアトムメディカル(株)が輸入販売をしていたが,同社が薬事認証を取得し,コロメトリクス170シリーズとして販売を開始する。 |