GE横河メディカルシステム株式会社は12月19日(水)に,ボルケーノ・ジャパン株式会社(本社:東京都港区,社長:大澤潤一)と,ボルケーノ社製血管内超音波診断装置(以下IVUS)「s5iイメージングシステム」の販売提携で合意した。s5iイメージングシステムは,IVUSを血管撮影装置に取り付けることで,血管撮影室内のワークフローを改善する。従来のIVUSは,重く大きな本体コンソールを臨床使用のたびに移動させなくてはならなかったが,設置型の同システムは,血管撮影装置と同時に起動させ,必要時にすぐに使用可能となる。
同社は,血管撮影装置Innovaシリーズと併せてs5iイメージングシステムを提案することができるようになる。
<ボルケーノ・ジャパン株式会社について>
ボルケーノ・ジャパン株式会社は米国に本社を持つボルケーノコーポレーションが100%株式を所有する日本法人として2004年に設立。IVUS製品の製造販売業者として国内で事業を展開している。
<ボルケーノコーポレーションについて>
ボルケーノコーポレーション(本社:米国カリフォルニア州)は,心疾患や抹梢血管疾患に対する血管内治療をサポートするディバイスを開発,製造している。そのひとつであるIVUSでは,超音波血管内診断装置本体,電子スキャン(Phased
Array),及びメカニカルスキャン(Rotational)方式の2種類のカテーテル,更にVHTM(組織性状イメージング)をはじめユニークな臨床アプリケーションを,また血流動態評価装置として,装置本体と血流及び血圧評価用各種ワイヤーも提供している。現在,2,700台以上のボルケーノ社製IVUS装置及び血流動態評価装置が世界で臨床使用されている。詳しくはホームページ参照。(http://www.volcanocorp.com) |